恒久的な物ー きんいろモザイク Pretty Daysの感想
現在公開期間中のきんいろモザイク Pretty Daysを見に行ってきた。
原作きんいろモザイクは、芳文社「まんがタイムきら」で連載中の作品で、少女達が繰り広げるコメディータッチなかわいさが魅力の作品だ。
今回の映画では、彼女達の内の過去に触れたものとなっている。
この作品は、上映時間 50分と映画としては極めて短い上映時間と言えるが、日常系アニメとしては妥当な上映時間の様に感じる。
久しぶりに彼女達が新規の映像で動いている姿を見るだけで頬が緩んでしまっていた、オープニングは、TVアニメ同様に待ち合わせして、遅刻しないために、いそいで全員揃って登校する姿が描かれいた、変わらない彼女達の姿がそこにあるの事を再認識させられた。
日常系作品における変わらない事の重要性、恒常的な物の崩壊は恐らく作品の崩壊もしくは、終わりだ。
彼女達の変わらない姿が輝いて見える。この先の絶対に避けられない終わりがあるからこそこの変わらない姿に私は心惹かれてしまうのだ。
率直な感想としては、変わらないきんいろモザイクが見れた。映画だからと言ってそこまで重たいテーマはではなく、少しの不安程度のものだった。ココ最近は落ちこむ事が多かったため、非常に癒しを与えてくれた。
個人的には、映画と銘打つのであれば、もう少し作画に関しては気合いを入れて欲しかった。スクリーンが大きい分粗が目立ってしまったのかもしれない。
私の好きなカレンが可愛かったので概ね満足ではあります。